素晴らしい人間関係を その11「素直に謝る」
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
素晴らしい人間関係を シリーズ
<大前提>
他人はどんな手法でも絶対に変えることは出来ません
しかし、自分は変わることが出来る。
自分が変われば、鏡として映っている環境も、
やがて変わっていきます。
<基礎基本の3原則>
1つ 感謝に徹する
2つ 尊重する
3つ 相手の望むことをする
シリーズ その1~3でお話したそれです。
この3原則が基盤にある状態で、
毎度お話をしていきます
今回は
「素直に謝る」
最後までお付き合い頂けると、幸いです。
昨日は、相手が間違っても注意しないをテーマにしました。
今回は、自分が間違ったら?
のテーマです。
その場合は「素直に謝る」
しかし、
人はこの「素直に謝る」ことがなかなか出来ません。
何故か?
1.謝ると言うことは、負けを意味する様が感じがするから
2.謝ることで、更に相手から攻撃される様な気がするから
3.自分から謝れる程の人格を備えてないから
間違いに対しては、お互いに敏感です。
だから、自分が相手の間違いに直ぐ気づくように、
相手も此方の間違いに直ぐに気が付くものです
人は欠けている所、劣っているところには無意識に目が行きます。
これは本能の一つです。これは人の習性なのです。
だから、間違いが間違いのままだと何となくもやもやと違和感を感じ続けます
なので、
自分で自分の間違いに気が付いたのであれば、自分から先に「素直に謝る」事が大切です
大切な人間関係
夫婦とか、親子とか、上司部下、等々の人間関係が破綻してしまう場合
その大部分が、大きな問題によるモノではなく、喧嘩や紛争の最初のきっかけが何だったのかお互いに思い出せないぐらい、些細なモノです。
最初は小さな火種だったものも放っておいたり、もしくは、同じ様な火種が何度も繰り返されたりしている内に、やがて大きな家事になり、遂には、人間関係が破綻してしまうのです。
なので、
火種が小さい内に、直ぐに消化をしてしまう。
「素直に謝る」
そうすれば、大きな問題には発展しません。
それどころか、素直に謝った潔さが、相手への好印象(主張の理解、自己重要感の充実)を与えることになり、よりよい人間関係の構築のきっかけにさえ成ります。
正に、「雨降って地固まる」
間違ってしまったけれども、素直に謝ったことで、以前よりも、より良い人間関係になれた。
その為には
自分から 謝れるだけの人格が必要です
これはなかなか難しいのです
何故か?人は論理の生き物ではなく、感情の生き物だから
謝る=論理
出来ない=感情 自分の正しさを証明したい感情
これを超えた、謝れるだけの人格が必要です。
正しさにこだわらず
勝ち負けにこだわらず
自分の言動に自分で責任を持った
潔い態度が、自然と採れる人柄が重要になってきます
誰かのせいではなく、環境のせいではなく、社会のせいでもなく
自分の責任でこうなりました、すいませんでした。
この人格は、習慣が創ります
行動が習慣になり、習慣が人格を創ります。
日頃から
「自分が間違っていたら、自分の正しさに固執せず、素直に謝ろう」と心がけ
「すみません」「ごめんなさい」「申し訳ありませんでした」を実際に言う
人は間違うのは仕方がありません。
しかし、毎回プライドに固執せず、素直に謝る。
その回数が増えれば増えるほど、やがて人格に高潔さが出てきます。サッと、自然に心から謝れるようになります
間違いへの対処法
相手が間違った時は、注意しない。
その事に気が付かない様にして、サッと過去に流す
自分が間違った時は、素直に謝る
プライドに固執せず、サッとあやまる
この2つを習慣になるまで、行動をやり続ける事で、人格が磨かれ、相手と素晴らしい人間関係を築いて行くことが出来るのです。
最後までお読み頂きまして
ありがとうございます
ではまた